支部長挨拶

日本労働安全衛生コンサルタント会
奈良支部長 岡部一郎

いつもなにかと私ども労働安全衛生コンサルタント奈良支部をご愛顧賜り厚くお礼申し上げます。

今年、3月11日、東日本大震災が発生しました。地震、津波と原発事故で被害が増幅し、5月末現在も10万人の避難生活者・1万5,256人の死者・8,565人の安否不明者がいます。とくに原発事故収束は、試行錯誤が続いています。わたしは労働安全に携わる者として、自身の危険をかえりみることなく日夜奮闘している労働者約7,000人がいることを忘れてはならないと思っています。

今年の全国安全週間のスローガンは、この震災を念頭に置き「安全は家族の願い企業の礎 創ろう元気な日本」となっています。

さて私ども労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタントは労働安全衛生の専門家として安全衛生診断、安全衛生計画の立案、諸規程の作成、作業場巡視、作業環境や作業の改善対策、教育、講演等幅広い活動を行っています。特に最近は、行政も積極的に勧めているリスクアセスメント (作業等に伴うリスクの評価と対策に実施)への取組みにも力を入れています。

この度の震災の影響で奈良県内の企業も影響をうけ、仕事がなく、生産調整等を余儀なくされている業種が出ています。こんな時期は安全衛生面が疎かになり勝ちですが、会社のちからを十分発揮されるとともに、必要な部分は私どもの専門的経験と知恵をご活用くだされば、必ずや安全衛生の向上につながるものと確信しております。